ホーム > ZEH住宅のこれからは自家消費型!
まずZEH住宅(ゼッチ=ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは、高い断熱性能・省エネ設備・太陽光発電システム・HEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)などを備え、消費を上回るエネルギーを自宅で発電して、エネルギー収支をゼロまたはプラスにする家のことをいいます。
ZEH住宅は、国が実施している補助金制度も利用ができます。
自家消費型のZEH住宅とは、電気を売電せず自分の家で優先して電気を使用する仕組みです。
昨今の「売電単価の低下」と「電気代の大幅な値上がり」の大きな2つの要因により、売電よりも自家消費型が注目されるようになっています。
太陽光発電システムは売電単価が年々下落して「元が取れない」「儲からない」の声も増えてきています。
確かに売電単価だけをみれば下落していますが、そもそも売電単価は太陽光パネルの市場価格に連動しています。
つまり、太陽光パネルの価格が下がれば売電単価も下がるので、投資判断の指標となるIRR(内部収益率)は2012年から変わっていません。
施主が享受できる経済メリットは、太陽光パネルの劣化やパワコン※1の故障(寿命は10~15年)などのリスクも考えられますが、計算上では導入後10年あたりで元がとれるのは今でも変わっていないのです。
※1パワコンとは、太陽光で発電した電気を直流から交流に変換する機器
更にZEH住宅は、電気代が大幅に削減できるという経済的なメリットの他に、電気をためる蓄電システムやEV・V2Hと組み合わせる事で車を走らせることもできます。
これからは、高い断熱性と耐震性及び長期の維持管理を兼ね備えた「認定長期優良住宅」に、国の政策や東京都の太陽光パネルの設置義務化などで今後も増えていく、太陽光発電システムの性能を加えたZEH長期優良住宅が、今後の家づくりの主流になると考えられます。
今後の注意点として、ZEH長期優良住宅は、設計の段階から吹抜けやリビング階段、窓の数や位置など、一次消費エネルギー(冷暖房・給湯・照明・換気)の数値に係るところも、間取りと一緒に検討していく必要があります。
そうしないと、審査の時点で認定長期優良住宅の数値基準を満たさずに、設計変更が発生する恐れがあるからです。
注文住宅の場合は、設計の段階から専門知識と経験のある建築士と入念な打ち合わせをする事をお勧めします。
最後にコストの面などで、最終的にZEH長期優良住宅は諦められたお施主様もおられます。
しかし、エネルギーの節約、CO2削減、地球環境の保護や新しい住宅での電気代や光熱費を考える上でも、一度は検討される価値は十分にあるのがZEH長期優良住宅です。
ZEH長期優良住宅なら、毎月の電気代が大きく節約できて、長く住めるので地球環境にも貢献(SDGs)できます。
住宅ローンや自己資金などの全体予算など総合的に検討して、後悔のない結論を出していただければと思います。
羽田建設では、地球環境保護の取り組みとして、ゼロエネルギー住宅の普及に積極的に取り組み、2025年度までにZEH(NealyZEHを含む)の占める割合を50%とする事を目指します。
ZEH普及目標と実績
2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | 2025年度 |
実績 | ZEH普及目標 | ||
0% | 0% | 0% | 50% |
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