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【第5回】土地を買う前に水道・下水道は何を確認する?追加工事と総額の考え方|岐阜市の土地選び

土地を買う前の1分チェック 2026/10/20

土地探しをしていると、

「周りにも家が建っているから、水道は当然使えるだろう」

と思うことがあります。

しかし、住宅地だからといって、検討している土地の水道や下水道の状況まで同じとは限りません。

そのため土地を購入する前に、

「この土地に家を建てるには、水道や下水道について何を確認すればよいか」

を整理しておくと安心です。

大切なのは、

「水道がある・ない」

だけを見ることではありません。

最終的には、

「家を建てるまでに、どのような工事が必要になりそうか」

まで考えることです。

なぜ土地購入前に水道・下水道を確認するの?

土地情報を見ると、

土地の価格
面積
場所
学校までの距離

などは比較的分かりやすく書かれています。

ところが、水道や下水道については、それだけでは家を建てるために必要な工事まで分からない場合があります。

だからこそ、土地を購入する前に一つずつ確認します。

道路まで水道が来ているか

まず確認したいのが、道路側の水道の状況です。

道路の下を通っている水道管を、一般に「本管」と呼びます。

ただし、

「前の道路に水道管がある」

ということだけで、家を建てるための準備がすべて整っているとは限りません。

土地ごとの状況を確認する必要があります。

敷地までどのような状況になっているか

次に、

「道路側の水道から、検討している土地までどのようになっているか」

を確認します。

水道メーターが見つかる場合もありますが、メーターがあるという事実だけで、

「このまま追加工事なしで家を建てられる」

と判断するわけではありません。

現地で確認できることと、資料で確認することを合わせて考えます。

下水道など排水の状況はどうか

水を使うことだけでなく、

「使った水をどう処理するのか」

も大切です。

土地によって下水道などの状況は異なります。

そのため、

水道だけを見て終わるのではなく、

「家を建てて生活を始めるために、給水と排水の両方について何が必要なのか」

という視点で確認します。

具体的な方法や必要な工事は、その土地や地域によって異なります。

土地が安くても総額が安いとは限らない

ここが、お客様に特に知っていただきたいところです。

たとえば、

Aの土地 800万円
Bの土地 900万円

だったとします。

土地価格だけを見ると、Aの土地の方が100万円安く見えます。

しかし、家づくりで大切なのは土地価格だけではありません。

家を建てるまでに必要な工事や費用まで考えたうえで、

「結局、土地と建物を合わせて全部でいくらになるのか」

を見る必要があります。

ここでは具体的な工事金額を一律には示せません。

土地ごとに状況が違うからです。

だからこそ、

「安い土地を探す」

よりも、

「家を建てるまで含めた総額で比較する」

方が、ご家族の予算を考えるうえでは分かりやすくなります。

羽田建設ではどう確認している?

現地で確認できる水道の状況を見ています。ただし、メーターがあるというだけで判断せず、必要に応じて資料と合わせて確認します。

羽田建設では、土地から注文住宅を考えている方には、土地の価格や面積だけで判断しないようにしています。

気になる土地が見つかった場合は、

現地の状況
水道メーターなど現地で確認できるもの
水道に関する資料
下水道などの状況

を確認し、

「この土地に家を建てるまでに、何が必要になりそうか」

を整理します。

今回掲載する写真も、その確認に使う水道メーター、道路、水道図面などです。

ここで大切なのは、

「写真に水道メーターが写っているから大丈夫」

と決めつけないことです。

現地で分かること。

資料で分かること。

さらに行政や関係先への確認が必要なこと。

これらを分けて確認します。

一級建築士として家を建てる側から土地を見ることで、

「土地を買えるか」

だけではなく、

「そのあと希望する家づくりへ進めそうか」

まで考えることを大切にしています。

土地を見るときは「建てるまで」を一緒に考える

土地探しでは、どうしても土地価格に目が行きます。

もちろん土地価格は大切です。

しかし、お客様が本当に知りたいのは、

「この土地はいくらか」

だけではないと思います。

最終的には、

「この土地を買って家を建てたら、全部でいくらくらいになるのか」

ではないでしょうか。

だから土地を見るときは、

土地
+
家
+
家を建てるために必要な工事

を一緒に考えます。

土地を買ってから予算を考えるのではなく、買う前に全体を確認する方が、安心して判断しやすくなります。

よくある質問

Q1.住宅地なら水道はすぐ使えますか?

住宅地でも、土地ごとに状況を確認する必要があります。

周りに住宅が建っているという理由だけで判断せず、検討している土地について確認しておくと安心です。

Q2.水道メーターがあれば追加工事はありませんか?

水道メーターがあることだけでは、追加工事が必要ないとは判断できません。

現地の状況や資料などを確認し、家を建てるために何が必要になるかを整理します。

Q3.土地を買う前に水道について調べられますか?

購入前でも確認できることがあります。

土地資料や現地、水道に関する資料などから分かることを確認し、必要に応じてさらに調査します。

Q4.土地価格が安い土地を選んだ方が総額も安くなりますか?

土地価格だけでは家づくり全体の金額は判断できません。

家を建てるために必要な工事なども含めて比較すると、実際の総額を考えやすくなります。

最後のまとめ

住宅地だからといって、

「水道や下水道も大丈夫だろう」

と土地だけを見て判断するのではなく、購入前に確認しておくと安心です。

土地選びで大切なのは、

土地価格だけを見ることではありません。

「この土地に家を建てるまでに何が必要なのか」

まで整理し、

土地と建物を合わせた総額で考えることです。

気になる土地がある場合は、購入を決める前に、水道や下水道についても確認しておくと判断しやすくなります。

土地代だけでなく、土地・建物を合わせた総額について知りたい方は、羽田建設の資金計画についてもご覧ください。

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この記事を書いた人

羽田 博人

羽田 博人

羽田建設株式会社
代表取締役社長

岐阜市生まれ。羽田建設株式会社の代表取締役社長。住宅の設計・現場監理に携わり、家づくりのセミナーや執筆を通じて、住まいづくりの情報を発信しています。

保有資格一級建築士 / 宅地建物取引士 / 既存住宅現況検査技術者 / CASBEE戸建評価員 / 整理収納アドバイザー2級 / 足場の組み立て等作業主任者

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