平屋のよさをベースに、奥様が時間をかけて考え抜いた間取りです。
”生活感を見せない”、”リビングが物でゴチャゴチャしない”奥様のアイディアがふんだんに盛り込まれています。
リビングの一角を”ゆるく”仕切った「スタディースペース」や玄関の土間収納は、暮らしやすさの追求と リビングに物を持ち込まない優れたアイディア。
それ以外にも、左右どちらからも出入りできるアイランド型キッチン。
そして新居でのライフスタイルから割り出した各部屋の配置。 スムーズな家事動線と暮らしやすさを実現しました。
平屋でなくともマネできる！
あなたの家づくりの参考にしてください。

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実は、初めから平屋と決められていたわけではなく…、平屋と2階建ての2つのプランの比較検討から始まったのです。
平屋にした決め手は、段差のない暮らしやすさ、短い移動距離で効率的に家事や生活ができる点。
平屋だと階段やホールなどデッドスペースが最小限にできるところも魅力だったそうです。

奥様が将来の生活をイメージしながら考え抜いた間取りと動線。

杉山様の場合、特に間取りと動線の検討は、新居でのよりよい生活をイメージしながら、一つ一つ時間をかけて行いました。

●スタディースペース
本は好きだけど、リビングを本や物でゴチャゴチャしたくない！
そこでリビングの東側の一角を、「個室」にするのではなく、壁一枚で”ゆるく”仕切って、スタディースペースとしました。 造作の本棚とカウンターも設置。
もちろん、趣味やパソコン、お子様の勉強などサブのリビングとして多目的に使えます。

●玄関土間収納
1帖の棚付き土間収納とその右横は約0.5帖の物入れ。
ベビーカーや傘、冬場のコート類などもここへ収納。
これらは、”便利”なだけでなく、生活の中心となるLDKになるべく物を持ち込まない目的もあります。

●すべてのお部屋がLDKのすぐとなり
みんなの暮らしの中心は、やっぱりLDK。 LDKから玄関、洗面、WIC、寝室、子供室へ直行。
平屋ならではのコンパクトさも相まって、家中スムーズに移動できます。

●部屋干し室
洗濯物はすべて室内干しの杉山様。
思い切ってLDKの南東、日当たりのいいところに、洗濯物が干せるようにしました。
ただし、リビングからは、生活感を見せないように壁で囲って、2.5帖の”部屋干し室”としました。
カウンターも設置して、洗濯物を畳んだり、家事室としての利用もできるように工夫しました。
洗濯物もよく乾き、キッチンから最短距離で行けるようにしたところは、大成功です！

●回遊性のあるアイランド型キッチン
動きやすさを重視し、左右どちらからも出入りできる”アイランド型キッチン”にしました。
キッチン本体は、アイランド型用のフラットタイプではなく、普及型の壁付けタイプを設置したのでコストアップにはなりませんでした。
また、キッチンの横を通って、子供室に入る間取りは、お子様を見守る配慮。「なるほど」と思われる方も多いのではないでしょうか。

ほどよくコンパクトな住まいは、室内での移動距離が短くて済むだけでなく、家族の一体感が増します。 それになにより、お掃除もラクですよ！