岐阜市 N様邸家相よし、間取りよし、みんなお気に入りの自分の部屋も持てて、大人4人の家族全員が大満足の家
N様ご一家は、大人4人のご家族。
それぞれの趣味やライフスタイルで、友人が来たときも他の家族に気兼ねなくプライバシーを重視した4人それぞれの個室。
そして、みんなが揃ったときは家族団欒のひとときを過ごす、ダイニング・キッチンとリビング。
専門家の意見も取り入れて家相にも最大限配慮しました。
広い玄関に回遊性のある間取り。
荷物が多い大人家族のために、普通の階段で出入りできる屋根裏収納など、収納もたっぷり設けました。
屋根はシルバーの陶器瓦もよくあって、ご近所でもさりげなく上品に異彩を放っています。
1階部分の左右の太い柱（に見える部分）は家に安定感と風格を与えてくれています。
リビング
9帖のリビング。”ミディアム・ウォールナット”という2番目にダークなフローリングにして、とても落ち着いたシックな雰囲気にまとまりました。
西側の上下窓には、ひし形の面格子、南側の窓は防犯ガラスとシャッターで防犯対策もとっています。
リビングの幅いっぱいに取り付けた掃出し窓なので明るさは抜群です！
大型の窓のおかげで、リビングの奥のダイニングまで外の光が届きます。
物干しのために”ホスクリーン”を設置しています。
来客時のことや、冷暖房の効率を考え、リビングとダイニングキッチンを扉で仕切りました。
仕切ることで、他の家族のプライバシーを守り、気兼ねすることなくお友達をお招きできます。
対面キッチンでカウンターを取り付けているので、キッチンの向こうにあるダイニングに料理が出しやすいです。
カウンターの角は曲線にして安全面だけでなく”優しさ”を演出
色合いも床に近い色に統一することで、上品にコーディネートできました。
カウンターの下部にもコンセント。ダイニングテーブルでホットプレートなど使うときに重宝します。
リビングの光がDKまで届いているので明るいですね。
窓の向こうのひし形の面格子が、いいアクセントになってます。
和室
大壁の和室に内障子を取り付けています。天井は自然素材風に。
北側の部屋でも、障子を通して優しい光が入ります。
床の間、仏間、つり押入れ。つり押入れの下は、お花を飾ったりできます。
ふすまを閉じると、より和室らしい落ち着いた空間に。
ふすまをあけると１つの部屋として大きく使えます。
和室隣の6帖洋室。クローゼットと物入、収納もたっぷり確保しました。床と建具はナチュラル色に。
キッチン
キッチンの色合いが床ともよくマッチしています。
パナソニック製のキッチン
キッチンからもリビングの窓がよく見えます。
リビングとダイニングキッチンを扉を閉じたときのキッチンからの様子
キッチンに物入れをつけました。その左の扉の向こうは和室。右の扉は廊下から玄関へ。
それぞれの家族のプライバシーを重視しながら、回遊性にも配慮しました。
物入れは中に棚を入れず、食器棚を収納する予定です。
生活感を隠せるアイディアです。
白いワークトップのキッチンは、気持ちいいですね。
階段・2階廊下
サイドは無地、正面は奥様が選んだ模様のあるクロス。
クロスを変えることで目を引くアクセントに。
とてもシックな雰囲気の階段です。
2階に洗面があると便利です。
2階トイレ（右写真）
2階 洋室
南西洋室8帖 子供室
縦滑り出し窓を2つ設置して、風通しもよいお部屋です。
北西洋室6.5帖 天井近くに横長の横滑り出し窓を設置。北側でも十分に明るいお部屋です。
このように縦滑り出し窓を開ければ、外の風をキャッチして採風が可能です。
南東洋室5.5帖 スポットライトの下は床補強をしてエレクトーンを置く予定です。
南東洋室。準防火地域のため火災時のガラスの飛散防止に網入りガラスが入っています。
南東洋室、クローゼットの様子。
2階納戸4.5帖
重い荷物の荷重にも絶えられるよう、特別に床を補強してあります。
バルコニー
広いバルコニーなので、お布団干しも楽々です。
少々の雨でも洗濯物が干せる、インナーバルコニー。
屋根裏収納
屋根裏収納
季節の物や、ときどきしか使わない物を中心に、倉庫のようにたくさん収納できます。
ハシゴ式ではなく、階段で上り下り出来るようにしたので、収納の出し入れもおっくうにならず、容易にできます。
収納
外に土間収納を作りました。
中に棚があるので、ゴルフバッグなど用途別に収納が出来ます。
お庭のお手入れの道具や古新聞など、収納できます。
段差もなくして、お掃除しやすくしています。
玄関収納内部。
容量もタップリなので、コートや傘なども多目的に収納できます。
階段下収納
インターネットの機器などを隠しながら置けるようにしてあります。
洗面・風呂・トイレ
家族の衣類も収納できます。
風呂（左写真）横幅を広めにとったトイレ（右写真）
玄関・廊下
写真ではわかりずらいのですが、間口1間半、奥行き2間とかなり広い玄関です。
床の色と同系色でダークブラウンの親子ドアは、玄関に格式を与えてくれます。
幅広の玄関は、お家に重厚感をもたせます。
広く落ち着いた雰囲気の玄関であることがよくわかります。
広めのニッチは棚板に丸みを出し、優しい雰囲気に。
玄関付近から見た廊下（右写真）
外観にあった素敵な照明。
お客様からのひとこと
家を建て替える話が持ち上がり、信頼できる会社はないか探していたところ、インターネットで羽田建設さんのホームページを見つけ、モデルハウスを見学。 羽田社長の本を読んで大いに納得し、「羽田建設さんに建ててもらおう！」と家族全員が同じ気持ちになりました。
家を建てるにあたって、漠然としたイメージや思い描いたものはあったのですが、詳細を決める段階では迷いが生じてしまい決定するのに時間が掛かってしまいました。 そんな時も私達の気持ちをくんでじっくり待って頂けたこと、本当に感謝しています。 そのおかげで今は自分達が選んだお気に入りに囲まれて快適に暮らしております。 一番迷っていた外壁とクロスが特に気に入っています。
間取りは、家相の先生のご意見を取り入れながらでしたのでご面倒をお掛けしましたが、暮らしやすさを優先させつつ、家相にも配慮した提案をいつも考えて頂けてありがたかったです。
住んでみての感想は、
●玄関が広く、回遊性のある間取りでとても暮らしやすいです。
●リビングとダイニングを仕切る引き戸について、入居前はリビングダイニングが狭く感じられたので、少し後悔したのですが、 引き戸のお陰で温度調整ができ、やっぱりつけて良かった！と思っています。
●少し広めにしたトイレは心地よい空間になりました。トイレは何でも自動で便利です。
●インナーバルコニーにしたことで雨の心配がないですし、洗濯物を干すスペースが広く作業がしやすいです。お布団を干すのも楽々です。
●物が多い我が家にとって屋根裏収納はなくてはならないスペース。本当に作ってよかったです。（計画段階では迷いもありましたが）
●個人の部屋も計画段階から場所を決めて好きなように決めたので、やはり自分の部屋がそれぞれお気に入りの場所になっています。
大人ばかり4人の家族ですが、めいめいが自分の部屋を気に入っていて、個々のブライバシーを守り一人で落ち着ける空間と、みんながそろえる家族団らんのスペースもあり、 とても暮らしやすい家ができてほんとうに大満足です。
担当者からのひとこと
間取りから決めていく家づくりですが、N様は家相に配慮した家にしたいとのご希望でした。担当の私も家相のことを勉強しながら設計にあたりました。 家相にもいろいろありますが、よくお話しでお聞きするのは、「玄関・水廻りは鬼門(南西ー北東)をはずすこと」といったことなどです。 ところが家相は奥が深く、N様と家相の先生にいろいろと教えていただきながら設計をすすめました。
N様は家相以外にも、回遊性がいいこと、個々のプライバシーが守られつつも家族団欒が出来るお家にしたいなど、お家のイメージはとても明確でした。
提案と修正を繰り返し、10回以上図面を書き直して、ようやく間取りが決定。 N様と家相の先生にOKを頂けたときは、正直ほっとしましたが、N様も家相と暮らしやすさのバランスがとれた最適な間取りができるまで根気よくお付き合い頂けました。 そのお陰でN様には家相の点でも、暮らしやすさの点でもご満足いただけて、私も嬉しいです。
また、N様は外観も大切にされたいとのことで、そちらも慎重に検討しながらすすめました。 N様邸の外観の特徴としては、太い柱があるように見せて重厚感を出しました。 こちらは、外用の収納としましたので、少し汚れた物でも入れる事ができます。
N様には、外壁も数あるなかからじっくり選んでいきました。 家の形もそうなのですが、外壁の色でも家の印象がとても変わります。
弊社では、標準仕様の外壁でも約70種類の中からお選び頂けます。
標準外のものでもたくさんの種類があるので、好きな外壁を選ぶのはとても楽しいですよ！
その他にも、広めの玄関や収納が豊富なところなど、N様のこだわりがたくさんあります。
広めの玄関は、最近のお家はLDKをなるべく広くしたいという事で玄関は最小限にされる方多いです。 玄関はそのお家の顔とも言えます。 N様のお家のように玄関を広くされるとお家全体に重厚感が出て、とても雰囲気が良くなります。 実際に出来上がりを見たN様からも「ゆとりがあっていい！」というお言葉をいただけました。 玄関を広くとることもお考えいただけるといいかもしれませんね。
収納については、N様のお家は大きい収納が３つあります。
１つ目は、階段下収納。
最近は、階段下の収納は当たり前なのかもしれませんが、よく考えると空いたスペースを上手く活用されているなと思います。 弊社では約１．５帖分の収納スペースを確保しておりますので、普段使わない物や季節のものを入れられるといいですね。
２つ目は、２階の４.５帖の納戸。
タンスをお持ちのN様でしたので、タンスが入るようにタンスの大きさを測っていただき、図面で確かめました。 ４.５帖もの広さがあるので、タンス以外でも置くことが出来て便利ですね。
３つ目は、屋根裏収納。
屋根裏収納には、簡単に行けるように階段を使用しました。
スペースや間取りに余裕がない場合は、簡易的なハシゴを使われると良いかもしれませんが、 簡易的なハシゴだと大きい荷物を屋根裏に運ぶのは女性だととても大変です。 出来れば、階段をご検討していただけると便利だと思います！
N様は、「こういう風にしたい」がいつも明確で、打ち合わせの時にはいつもご要望をまとめたメモをご用意くださったのが強く私の印象に残っています。
打ち合わせの場では、施主としての要望を設計士に明確に伝えること。これは注文住宅で家を建てる場合、たいへん重要なポイントだと思います。 お施主様のご要望が明確であればあるほど、設計士はそれに沿った最善策を考え、よりご要望に近づけるためのご提案ができるからです。 そしてこのN様邸でも、住宅の設計のプロとして最善のご提案をすることができたと思っています。
ただ、一般の方が「ここはこんな風にしたい」とまだ見ぬ物をはっきりさせるのは、たやすいことではありませんし、ときに時間もかかります。 ですから当社ではお施主様の「こんな風にしたい」が明確になるまで決して急がせたりいたしません。お施主様と設計士、二人三脚の家づくりを心がけています。
