建築実例
揖斐川町 Y様邸やっぱり平屋は移動がラクで暮らしやすい!。リビングにはほっこり、のんびり掘りごたつ。休日は、防音室で歌いアドレナリンが高まります!
住宅は2階建てにするもの、なんて誰が決めたのでしょう?
希望する建物が配置できる敷地であれば、移動がラクな平屋建ても選択肢の1つです。
リビングの真ん中に、冬はほっこり、のんびり掘りごたつ。
ペットの猫ちゃんにはキャットウォーク。
防音完備の趣味の音楽室。
パントリー、アイランド型キッチンは奥様に使い勝手のよさと、家事のしやすさを。Y様らしいライフスタイルをとことん追求しました。
リビング・ダイニング
約19帖のLDK。フローリングは濃茶のディープウォールナット色。
南側には2つの大きな掃出し窓を設置したので、陽の光でとても明るいです。
ダイニングからキッチン・リビングを見た様子です。真っ赤なキッチンはお部屋のよいアクセントになってますね。
隣接する和室は客間として、普段はサブのリビングとして。
戸袋を左側によせ扉開口を広くする工夫をしたので、スッキリ、広く見えます。
冬はやっぱりこたつがいい!憧れの掘りごたつをLDKの真ん中に設置しました。
こたつは約90cm×120cmと程よい大きさ。もちろん中は電気ヒーターがついてます。ほっこり、のんびり、家族団らんの場。
キッチンから見たリビング。これなら家事をしながらも家族の様子がよくわかります。
キッチン
濃茶の床に赤色のキッチン。違和感なく溶け込んでいます。
フラット対面型キッチンをアイランド型に設置。回遊性がいいので、家事動線もストレスなし!
キッチン前にも収納をつけたので、食料品・文房具などLDKにほしい物がほとんど収納できます。
設計時のイメージとしては、左側は食品類、右側は書類や文房具を入れるように考えました。
こんなキッチンだと、お料理も楽しくできますね。
キッチンの横にパントリーとして使える土間収納。
ここのドアには猫ちゃん用の戸もつけて、猫ちゃん用のトイレを置けるようにしました。
畑で採れたての野菜もここから運び込めます。
LDKから東側は寝室など家族のためのプライベートな居室ゾーン。
客間やリビングスペースからは離して、家族以外は入りづらいよう間取り上も配慮しています。
和室
ご主人様のご希望で地窓と天窓を付けました。
窓際に陰影ができて、お部屋が素敵に見えます。
北側の部屋は直射日光が入らないので、やわらかい光で明るくすることができます。
客間としての利用も考えた和室へは、玄関から直接入れるようにしました。
寝室
7.5帖の寝室。掃出し窓があるので、お天気のいい時、お布団も外で干せます。
寝室から直接ウォーク・イン・クローゼット(左の扉の奥)と、書斎(右の扉の奥)へ行くことができるような間取りに。
写真中央奥が、ウォーク・イン・クローゼット
ウォーク・イン・クローゼット
3.5帖と将来を見越して余裕の広さ。
大容量のウォーク・イン・クローゼットがあれば、家族みんなの衣類を集中して保管、管理できます。
子供室
5.75帖と5.25帖の子供室
扉を開けて、1つの部屋としても。
扉を閉めれば、独立した2つの子供部屋にできます。
子供部屋は、あえて直接出入りできる掃出し窓にせず…。お子様はLDKを通って自室へ
これだと、将来、窓際に机を置いたりすることもできますね。
書斎
ご主人様の”男の隠れ家”、書斎です。
コンセントの位置まで細かく打ち合わせをしました。
音楽室(防音室)
4.5帖の音楽室。天井、壁、床には遮音マットと吸音ウールを入れて、ドアも防音ドアに。
ご主人様がフルート、奥様がサックス、また趣味のカラオケが出来るように防音具合も考えて設計しました。
玄関からLDK、和室、防音室、土間収納へ直接行くことが出来ます。
洗面・風呂・トイレ
お風呂も1面は木目調でスタイリッシュ!
1.5帖の広いトイレです。床と壁は同系色で、柄物の壁紙を
使ったので、明るくかわいい雰囲気になりました。
玄関
中央の壁の左側が3帖の土間収納です。
下駄箱はあえて土間収納の方に設置。お客様が来られても、玄関はいつもスッキリ。
玄関、土間収納、リビングはこのように繋がってます。
土間収納は3帖もあるので、自転車、灯油、ベビーカーなどたくさん入ります。
写真正面、左側が和室、右側が防音室。
担当者からのひとこと
当初は別の場所で2階建てのお家を計画していましたが、近隣に好条件の、しかも120坪とかなり広い敷地に計画変更。 同時に建物も暮らしやすい”平屋”に思い切って計画を変更することになったのです。
※当社は設計中にたとえお客様のご都合で大幅な計画変更になっても特別な要件が発生しない限りは、設計上の追加料金は発生いたしませんのでご安心ください。
土地の狭い日本では、「戸建て住宅は2階建て」と考えるのが普通ですが、平屋建ては上下移動がない分、家事や生活上の動きもラクでスムース。 将来、お年を召されてからも暮らしやすく、安心です。
2階建てから平屋に計画変更といっても、もちろんY様のご要望をしっかり取り込んでいます。
冬場は家族みんなでこたつでのんびり、ほっこりしたい!そこでリビングに掘りごたつを。
正直、常識的な設計士だと「リビングの真ん中に掘りごたつなんて…」と否定的なことを言われるかもしれません。 当社でも、和室に掘りごたつの例はありますが、フローリングのリビングに掘りごたつは初めてです。
でも、いいんです!Y様が家に合わせて暮らすのではなく、家がY様のライフスタイルに合わせる。Y様の暮らしに寄り添うような家であって欲しい。 私たちはそう考えます。
掘りごたつなので、移動はできません。だから設置する場所は、移動の通路の確保やテレビの位置なども考慮してY様と一緒に綿密に計画させていただきました。
近隣への音漏れを気にせず、音楽を楽しみたい
旦那様はサックス、奥様はフルートを演奏するのが趣味。そしてカラオケも共通の趣味だそうです。 そんなY様ですから夫婦がそろって趣味を楽しむための部屋が欲しいと思われるのは当然です。 ところが、心配なのが近隣への音漏れ。自分たちは楽しんでも、ご近所に迷惑はかけられないと。
そこで趣味のお部屋は防音室を計画しました。一口に「防音」と言っても、どの程度の防音、遮音を求めるかで 防音室に使う材料や施工も費用も変わってきます。Y様には実際に防音建材メーカーのショールームへ足を運んで頂き 防音性能を確認していただきながら、音のスペシャリストから防音についてのアドバイスを受け、プラン作成をしていただきました。
施工後の防音効果は、隣の和室へ若干聞こえる程度、リビングではテレビをつけていれば、気付かない。 また心配していた外への響きは、ほぼない状態をクリア。防音室の音響効果も合わせてY様には満足していただけました。
夢のキッチンはアイランド型キッチンで
奥様からのご希望で、以前住まわれていたお家が壁付だったため、 料理をしながら、家族の様子を伺うことが出来ないのが不満だと。
実は、当社が以前設計・施工した、池田町のK様邸の事例のキッチンをご覧になり一目惚れ。 フラット対面キッチンを入れて、アイランド型に配置すれば回遊性もあり、家事がしやすいのも魅力。
キッチンの前に収納やパントリーとして使う勝手口の土間収納などもあって、とっても使いやすく、イメージの通りの夢のキッチンが出来ました!
猫ちゃんも快適!リビングにキャットウォーク
猫好きで、猫ちゃんも家族の一員のY様。1日の大半を猫ちゃんが過ごすリビングにはキャットウォークを設置しました。 これで猫ちゃんも快適に過ごせます。
以前のお家では、灯油ストーブか欠かせなく、新しいお家でも少しは必要だろうと考えていましたが、 LDKはエアコン一台で冬を過ごすことが出来たそうです。
それは長期優良住宅で省エネルギー対策(断熱性能) 等級4をクリアしている高断熱の住宅だからです。
そしてなによりも、みんなが集まれる掘りごたつがあるから、心までほっこり。そんなY様邸です。