現場ブログ
- カテゴリ
-
- カテゴリーなし
欠陥住宅は、第三者検査機関によるハウスジーメンの現場検査で無くす!! 【全5回 シリーズ第3弾】
現場ブログ2021/02/07
![](https://hadanoie.jp/sps/wp-content/uploads/2021/01/DSCN5541.jpg)
こんにちは。設計管理をしています、2級建築士の児山です。
2021年になって早1か月が過ぎました。
私は社会人になってもうすぐ5年になるのですが、学生の頃とは比べ物にならないぐらい、1年間がとても早く感じます。それだけ大人になったということでしょうか?(笑)何か少し寂しく感じます。
さて先日、S様邸で第三者機関によるハウスジーメンの現場検査を行いました。
今回は第3弾として、完了検査について、ご紹介致します。
まず「完了検査」とは何でしょうか?
これは新たに建てられた建物が受けることを法律によって義務付けられている検査になります。
建物を建てる前に予定する建物が建築基準法を守った設計がされているかどうかを審査します。
ただ、これは図面・書類上での審査になりますので、実際にこの図面通りに工事がされたのかどうかを確認する検査が「完了検査」といいます。
検査の内容は建物の配置や間取り、24時間換気装置、火災警報器、防火地域であれば防火設備等々です。
完了検査を受け、無事に適合となった場合は「検査済証」というものが発行されます。この「検査済証」も大切です。
昔の建物になるとこの検査済証が無い建物が多いですが、現在の建物は完了検査を受け、検査済証が発行されているケースがほとんどです。
しかし、完了検査を受けていない家は今でも少なからず存在します。
そうなると違法建築物になってしまい、合法的に住むことはできません。
また、検査済証は住宅ローンを利用する場合に必要な書類の1つになることがあります。
完了検査を受けるとともに、必ず検査済証をもらうようにしてください。
次回は配筋検査をご紹介します。
過去の「第三者機関による検査で欠陥住宅を無くす!!」シリーズはこちら↓↓
欠陥住宅は、第三者検査機関によるハウスジーメンの現場検査で無くす!! 【全5回 シリーズ第2弾】
現場ブログ2021/01/10
![](https://hadanoie.jp/sps/wp-content/uploads/2021/02/DSCN5381.jpg)
設計管理をしています、2級建築士の児山です。
新年あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。
先日は雪が降って、岐阜市内も数センチ積もりましたね。
朝、家を出るときにフロントガラスがガリガリに凍っていて、一苦労しました・・・
お湯をかけるのはあまりよくないと聞きますが、お湯以外に何か簡単な方法はあるのでしょうか。
さて先日、S様邸で第三者機関によるハウスジーメンの現場検査を行いました。
今回は第2弾として、防水検査について、ご紹介致します。
まず初めに、「防水工事」は建物の外部から内部(室内側)へ雨水が浸入しないようにするために必要な工事です。この工事を適切に実施しておかないと、住宅は雨漏りの危険にさらされてしまいます。
瑕疵保険事故の約9割が雨漏りによるものです。
「もし雨漏りが生じてしまったら・・・」と考えると恐ろしいですが、重要な構造部分の腐食やカビなどの被害に繋がることがあります。
防水検査では外壁の裏側にある防水シートのチェックやバルコニーがあれば適切な防水処理がされているかどうか等を確認します。
防水検査は瑕疵(かし)保険上、オプション検査となり、追加の費用が発生するので、実施しない住宅会社は存在しますが、弊社では全棟必ず行います。
第三者による直接目視・計測検査をすることで先々のリスク低減やお施主様にご安心いただいております。
次回は完了検査をご紹介します。
過去の「第三者機関による検査で欠陥住宅を無くす!!」シリーズはこちら↓↓
欠陥住宅は、第三者検査機関によるハウスジーメンの現場検査で無くす!! 【全5回 シリーズ第1弾】
現場ブログ2020/11/29
![](https://hadanoie.jp/sps/wp-content/uploads/2020/11/DSCN9602.jpg)
こんにちは。設計監理をしています、建築士の児山です。
今年は季節外れの温かさが続き、服装の判断に迷う回数が多い気がしませんか?
私は夜が暑かったので、半袖半ズボンで寝ていたら、案の定少し体調を崩しました(笑)
皆様もお気をつけください。
今回から現場での様々な情報を不定期ですが、お届けします。
先日、S様邸で第三者機関によるハウスジーメンの現場検査を行いました。
今回は第1弾として、構造躯体検査について、ご紹介致します。
構造躯体検査では、構造計算通りに筋交いや金物が施工されているかどうか等を確認します。
検査員の方に任せっきりというわけではなく、弊社独自でも検査前にチェックは行います。
木造住宅(在来軸組工法・2×4工法)は構造計算が義務付けられておりません。
ですので、中には構造計算をしない住宅会社も存在します。
弊社の場合は、全棟必ず構造計算をし、国の認定を受けた「長期優良住宅」で「耐震等級3」「耐風等級2」の家づくりをしているため、全ての柱に金物が取り付き、筋交いの本数も多いです。
その分、大工さんには苦労を掛けています(笑)
構造計算をし、第三者機関による厳しい検査を受けた家づくりをすることで、お施主様にはとてもご安心いただいております。
検査は基礎配筋検査、構造躯体検査、防水検査、中間検査(愛知県の場合)、完了検査の最大5回あります。
次回は防水検査をご紹介します。