三ツ星工務店 羽田建設㈱一級建築士事務所

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住宅の耐久性を高める、外壁通気層工法(2)

11住宅の性能を解説 2014/11/05

住宅の耐久性を高める、外壁通気層工法(2)の説明をします。

前回、外壁通気層工法(1)では、壁の中に絶えず空気を流れるようにする事で、「湿気・湿度」のコントロールをして、住宅の耐久性を高める工法だと、説明をしました。

2回目の説明は、壁の中の内部結露(壁体内結露とも言う)を防ぐ方法の説明です。

内部結露とは、湿気、結露、雨漏りなどで、壁の中に結露が発生する現象です。
壁の中で結露が発生すると、気がつかないうちにシロアリや腐朽菌の温床になり、木を腐食させる恐れがあります。

一時的で、ごく少量の内部結露であれば大きな問題にはなりませんが、湿気が屋外に逃げずに、常に断熱材や柱などの構造材が湿った状態にあると、カビが発生したり、腐敗が進み、住宅の寿命に影響を及ぼします。

そこで、いかに内部の湿気を逃がして適度な乾燥状態を保つかが、家の耐久性を向上させる、大きな決め手になります。
下の絵のように、壁体内に湿気が発生しても自然に室外に排出できる工法が、外壁通気層工法になります。

koho01.gif

壁体内の結露の発生を抑えることで、大切な住宅の耐久性を高める、非常に重要な工事を弊社はしています。

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