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【親子のコミュニケーション】シリーズⅠ-4

マザーズリンクアカデミー(子育て支援活動) 2016/06/10

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Ⅰ‐4子供の自主性を育てる「子供への応え方」

親が子供に求める事は、「良い子に育ってほしい」「賢い子どもに育ってほしい」「親を大切にする人になってほしい」など、様々な願いが有ると思います。
講演やラジオの出演、経営者や企業や各種団体などの成長支援も行なっている、学長の窪田貞三先生(そったく先生)に、子供の自主性を育てる方法についてお話をお聴きしました。

子供の自主性を育てる「子供への応え方」とは

知らないうちに子供の「自主性や考える力を奪うようなコミュニケーション」を取ってしまうことがあります。

本来子供が自分で考えて答えを出さなければいけないことなのに、親が代わりに答えを出してしまい、子供の自主性や考える力を奪うというようなことです。

そういう環境で育った子供は、何歳になっても親に答えを求め、いずれ自分で考えたり、自分で決断をすることの出来ない自主性のない大人になるものです。

もちろん、小さい子供に自ら考えて答えを出す力を求めるのも難しいことですが、小さいころから考えようとする姿勢や、分からないことでもまずは自分で考える癖をつけることは重要です。

そのために必要な親のコミュニケーションが「答えるのではなく、応える」というコミュニケーションなのです。

そったく教育法その4「子供の自主性を育てる子供への応え方」

「応える」の応えとは、「反応しながら受け入れる」という意味です。子供を育てる時に大切なことの一つとして、子供の「興味や好奇心を育てるコミュニケーションを取る」という方法があります。

しかし、子供が興味や好奇心を持った時に、そのせっかくの育つチャンスを潰してしまう親のコミュニケーションをよく見かけることがあります。

子供がなにかに興味を持って「なんで?」「どうして?」と聴いて来た時に、「そんなことはいいから早く動きなさい!」という親や、すぐに答えを教えてしまう親がいます。

そういう時には、ちゃんと正面から「応える」というコミュニケーションを取るべきです。仮に忙しい時であれば、後からその話をする時間を取ってあげるべきです。

*応え方

①子供が興味を持ったことに対し、受け入れる氣持ちを持って話を聴く。

②次に「なんで興味を持ったの?」と聴く。
子供が興味を持った理由を考え、その答えが出なくても考えさせることが重要。

③次に子供自身が「どう感じたか?」を聴く。

といった方法ですが、子供はそういう親のコミュニケーションで、興味を持つ機会を増やし、豊な感性を育てるものです。

といった方法で、ぜひ実践してみて下さい。

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~~学長 窪田貞三(そったく先生)~~

2014年マザーズリンクアカデミーが、理念「啐啄」の基、より良い子育て支援を行うことを目的に生まれ、同時に学長に就任、講演やラジオ出演などの活動を行っている。

1992年、理念経営論を提唱し、講演活動を中心に企業経営者や企業に普及する。

翌年の1993年に窪田経営塾を開塾し、理念経営論に集まる若手経営者や後継者育成を行い、200名を超える経営者育成をして来た。その後、2010年に㈱PMAを設立し、理念経営協会理事長としての活動を中心に、社会貢献、地域貢献のための活動と同時に、経営者や企業や各種団体などの成長支援を行なっている。

マザーズリンクアカデミーHP:https://r-mla.jp/

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